夢がいっぱい!ドラえもんの魅力(好きなこと!その1)

自分が本当に好きなことって何かな~って考える機会、皆さんはありますか?自分自身、考える機会が少なかったですが、考えたらホントに好きなことって数えるくらいしかないです(汗)。数少ない好きなものの一つ『ドラえもん』について語ってみました。子供のころから好きですが、好きな方は共感できるかも!?(笑)ってことで、自分が思う『ドラえもん』という作品の魅力を書いていきます。世界中で愛されるドラえもんの魅力が少しでも伝われば幸いです。

キャラが可愛い

自分はコミックで読んでいましたが、基本的に出てくるキャラクターは殆ど可愛いフォルムです。星野スミレさんや美夜子さんのような大人っぽくて綺麗な方もいますが、割と3~4頭身くらいのキャラが可愛く描かれており、愛着が湧きます。パッと見、嫌な印象を受けることは少ないです。キャラが可愛いとグッズにもしやすいので、ビジネス的に見た場合でも非常に扱いやすいと思います。やっぱり絵が簡潔で可愛いと手に取って読みやすいです。

夢がいっぱい

これはタイトルにもある通り、作品の趣旨としてもありますが、ワクワクするような秘密道具がたくさん出てきて夢にあふれています。こんなのがあったらいいな!ってみんな一回は思ったことがあるのではないでしょうか。実際ひみつ道具の実現を研究している機関はたくさんありますからね。実現したらいいな~って思っていると実は実現していた!なんてことも近い将来あるかもしれませんね。

ギャグ漫画として家族と楽しめる

私も子供のころ、ドラえもんのネタを兄弟とよく話して楽しんでましたが、ジャンルはSFギャグマンガであり、家族でも楽しめる作品だと思っています。顔に拳が埋まった表現、”3”だけで描ける顔の表現、豊かなキャラの表情、見開き(2ページ)で完結する作品、「この漫画6ページしかないから」、なんてメタ発言もあったりw、挙げだすとキリがないくらいネタに尽きません。誰も傷つけない笑い、というのは難しく、こんな安心した楽しいギャグを描ける藤子F先生は本当に天才だな~と思います。(原作ではドラえもんがのび太をディスってることも多いですがw)

素直に感動できる

先ほどのギャグ漫画と感動が一体になっている、というのがこの作品の真骨頂なのかな、とも思います。単にギャグで終わらず、感動ストーリーも多く描かれています。映画では感動の要素は強いですが、ショートストーリーでも余り有名じゃない感動作品がたくさんあります。『ドラえもんに休日を!!』、は有名ですが、『モアよドードーよ、永遠に』なんて絶滅動物への警鐘を描いた感動作や、『ションボリ、ドラえもん』のようにドラえもんとのび太の友情を描いた感動作もあります。因みに私は、大長編(映画の原作)を読むと短編が読みたくなり、短編を読んでいると大長編が読みたくなる、という謎のスパイラルに陥ります(笑)。

テンポが良い

これは原作になりますが、作品のテンポが良く読みやすいです。書き文字などが少なく、簡潔でわかりやすい表現で、且つページ数も少なめ、という子供が親しめる要素が詰まっています。とはいえ大人が読んでも感動できるし楽しめるので、好きな話は何度読んでも飽きない作品ですね。

意外とパターン化されてない

意外かもしれませんが、自分が印象に残っているドラえもんの話のパターンは、のび太がジャイアンとスネ夫に苛めらる→ドラえもんに道具を出してもらって仕返しをする→調子に乗ってしずかちゃんに見せびらかす→ジャイアンとスネ夫に道具をだまし取られる→最後はのび太が痛い目を見るorドラえもんが更に助けて、なんてパターンはあまり覚えていません。ドラえもんが「なんだ、いつものパターンか」なんて言ってる作品もありましたが、のび太が苛められるところから始まるパターンは、まあまああるかもしれません。でもそこからの展開は割と色んなパターンになっています。まあ最終的にのび太にとってバッドエンドになるパターンは割とありますけどね(笑)。

原作とアニメのギャップ

これは、原作で読んでいるドラえもんとアニメや映画で見るドラえもんと、結構印象が変わってくる、ということです。自分はどちらかといえば原作の方が好きなんですが、ドラえもんはアニメで見るような優しい感じではなく、結構毒舌です(笑)。しずかちゃん(原作ではしずちゃん)も後半は優しいですが、初期は、のび太をディスったりしてます(笑)。自分としては両方見てみて欲しいし、できればアニメは旧声優陣のも見てほしいです。恐らくそれぞれ印象が違うと思います。こういったギャップが好きじゃない方もいるかもしれませんが、自分は魅力の一つだと思います。

シリアスな場面が格好よく素敵

対決などのシーンは描き方が格好いいです。特に映画ののび太はかっこよく描かれてますが、短編でも実は射撃を活かした作品が多くあります(『けん銃王コンテスト』、『ガンファイターのび太』などなど)。他の特技である「あやとり」でも、のび太をカッコよく(?)描いている『あやとり世界』や、寝れば寝るほど偉い世界を描いた『ねむりの天才のび太』なんてのもあります。で、のび太はよく挙げられますが、他のキャラは?というと、先述の『ドラえもんに休日を!!』のジャイアンとスネ夫も良い感じで描かれていますし、映画『宇宙小戦争』のスネ夫なんてこれくらいしかない(笑)、ってくらいカッコよく描かれてます。しずかちゃんは映画『海底奇岩城』でヒロインとして、とっても良い役を演じてます。やはりシリアス、というと映画の方がインパクトが大きいですが、短編でもかなり素敵な作品がたくさんあります。

名言が多い

これはググると、これでもか!ってくらい出てくるので、内容は端折りますが、多くの名言を生んだ要因として考えれるのは、ドラえもんの世界観(SFギャグの中に感動がある)、藤子F先生の感性や人間性(子供に夢を与えたいという想い)、各キャラクターの個性豊かな性格(毒づく中にも優しさがある)などが重なって、そのような名言を多く生んだのではないか、と思います。どんな困難があっても頑張って、前向きに生きていくのび太(藤子F先生)の姿勢は胸を打たれます。ぜひ、名言だけを拾うのではなく、作品を見たうえで、もう一度その言葉を考えてみてください。その言葉を発したキャラの心情や背景が重なると新しい発見があると思います。

まとめ

まだまだ足りないと思ってますが、これは1テーマでカテゴリーを作る感じで更新していくかもしれないです(笑)。とにかく自分は、夢があって、キャラも可愛くて、笑えて感動して、考えさせられる、という『ドラえもん』という作品が大好きだし、好きになる人が増えればいいな、と思っています。

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