人生の清涼剤☆ジャンプ作品の魅力と人生哲学

あなたは人生において娯楽は必要だと思いますか?

娯楽というものがこの世になかったら、どんな生活になると思いますか?

私は人生において必要な多くの哲学は、娯楽から学べるのではないかと思っています。

なぜなら、娯楽が無かったら自分の人生を楽しく生きることができていないし、自分が思い描く「幸せ」な状態にはなれていないからです。

幸せな状態って体に必要な必要なものだけを摂るだけでなく、たまには体にそんな良くないってわかってても食べたり飲んだりできる、つまり自分がやりたいことができる状態だと思っています。

娯楽って、まさに「清涼剤」のような役割だと思っています☆彡

その中でもジャンプ作品、とりわけ週刊少年ジャンプ漫画には、いい味を出していて、尚且つたくさん学ぶことがある作品が多いです。

今回はそんな娯楽の一つ、ジャンプ作品から学ぶ、人生哲学について考えてみたいと思います。

ジャンプ作品のコンセプト「友情、努力、勝利」に全ては集約されている

ジャンプ作品のコンセプトとして、あまりにも有名なフレーズ、「友情、努力、勝利」です。

この3語が思い切り当てはまる作品は、ドラゴンボール、ワンピース、スラムダンク、ダイの大冒険、キン肉マン、やまだたいちの奇跡・・・など数えだすとキリがないですね!(*’▽’)

3つの内1つだけでも当てはまる作品は・・・大方の少年漫画は全て当てはまりますね(^-^;

それだけ、このコンセプトは秀逸であり、まさしく”simple is best”なのだと思っています!

努力が報われるし、敵キャラにも愛着が湧くし、何より読んでいて心がスカッとします。

世の中には「夢を見ること」に否定的な大人がいますが、自分は夢を追う人が好きです。

ジャンプ作品は、そんな「人生諦めなければ夢を叶えることができる!」という当たりまえのことを教えてくれるので、自分は好きなんだと思います。

この中のどれか一つが無いだけで、非常に味気ない作品になってしまいます。

・ものすごい努力し、周りも応援するけど、最後まで勝利が訪れないバトル漫画
・友達は多いが、努力は殆どせず、少しの勝利しかないスポーツ漫画
・努力はしないが、ただ勝利を収めていく料理バトル漫画
・一人で強敵に立ち向かい勝利を掴むが、なぜ倒せたのかわからないバトル漫画

このような作品は共感も生まれませんし、何より「ドラマ」が無いですよね(-_-;)

友情と努力と勝利がバランスよくミックスされて、ハラハラドキドキがあり、最後は大団円になる、という作品がジャンプでは多く輩出されています。

このコンセプトをもって作品を作っているから、キャラ設定、ストーリー展開、世界観、能力、などに魅力が生まれ、感情移入しやすい作品が多く輩出されているのだと思います。

主人公のキャラがまっすぐで明るい

そんなジャンプ作品の主人公には、孫悟空、ルフィ、ダイ、桜木花道…など人気のキャラが多いですよね。

強さの陰には努力があり、その努力を続けるためには友情が必要であり、最後には勝利がある、という王道のサクセスパターンを体現しているキャラたちです。

現実世界でもサクセスストーリーは感動を与えてくれます。

・反対や批判があったけど、努力して続けた結果大きな成功を収めた
・ハンデを克服して努力した結果、幸せな生涯を送った
・なんの取柄もないと思っていた平凡な人が、実は隠れた才能があり、それを見出して明るい未来を手に入れた
・いつも逃げていた人が正面向いて努力し成功を収めた

など、どこかで聞いたことがあるようなストーリー構成ですが、こういったストーリーは素直な感動を覚えます。

共通するのは、

「どこか非凡であること」

「主人公がまっすぐで明るい性格であること」

だと思います。

努力の仕方、ハンデ、才能、性格…どれか一つでも「普通じゃないな」と思えるようなものがあります。

自分を信じ、捻くれず、まっすぐで前向きな性格である、というのも、また共通な項目だと思います。

鬼滅の刃の竈門炭治郎なんて、まさしく絵にかいたようなまっすぐで好感が持てるキャラですよね!

このような性質が、誰もが応援したくなる主人公像、になるのだと思います。

主人公がなぜ努力をするのか、なぜ戦うのか、その答えは非常にシンプルです。

自分の信念を持っているから

だと思います。

因みに、「デスノート」は少し毛色が違いますが、純粋に悪を抹殺したい、という信念(少し曲がっていますが)を持ち、何とか遂行しようとする前向きな性格、であるのは共通だと思います。異論はあるかもしれませんが(笑)。
因みに、私は夜神月の思想は好きです(^▽^;)

敵キャラにも己の哲学がある

もちろん、そんな主人公がいる作品は山ほどあります。

それでもジャンプ作品が他の作品にはなく、多くの人に感動を与える理由はなんでしょうか?

それは、敵キャラにも「決して憎めない性格」を持っているキャラが多いことではないかと思います。

敵キャラにも哲学があり、己のポリシーに則って行動しているのです。

例えば、自分が好きな作品「ダイの大冒険」の敵である大魔王バーンの哲学は「力こそ正義」です。

「鍛えあげて身につけた強大な力で弱者を思うようにあしらう時 気持ちよくはないのか?優越感を感じないのか?」

と主人公側に問い、

「”力”ほど純粋で単純で美しい法律は無い」

と言っています。

これはスポーツや競技、バトルをする場合の真理ではないでしょうか?

みんな勝つために努力をし、勝てるようになると嬉しい、という純粋な心を表現していると思いませんか?

敵であっても己の哲学をもって戦っているキャラには共感が生まれ、嫌いになれない魅力があります。だから周りの部下もついていくのだと思います。

そのようなキャラには、組織力であったり、上司部下への接し方であったり、学ぶ点も多くあるので、大人でもハマるのだと思います。

魅力的なサブキャラが泣ける

感動を生む要因として、魅力的なサブキャラが多いことも事実だと思っています。

ドラゴンボールのクリリン、スラムダンクの三井寿、ダイの大冒険のポップ、など、このキャラで感動した場面、というと「あれか」と想像できるのではないでしょうか?(私だけ?w)

特にポップやウソップのように、最初はダメダメだったのに、徐々に成長していって超重要キャラになる、というのも好きになる人が多い所以ではないでしょうか?

また、感動の名台詞もこれらのキャラやキャラに絡む人が発することが多いです。

このようなサブキャラは、瞬間的に目立っても、あくまで主人公を支える立役者に徹する、というのも特徴だと思います。

昔の自分を恥ずかしく思うが故に、主人公や目標に少しでも近づこうと、甘えず努力をする。

そして最後は立派に成長し物語の要になる。が、ラスボスを倒すのは主人公w
というのが大きな感動を生むのだと思います。

何かイメージ的に、最後の最後にも「俺なんてまだまだだよ」って言いそうなキャラ達ですよね(笑)

人一倍努力をしているのに、それを大っぴらにせず、クールに助演する、という点が、応援もしたくなるし、共感もできるのだと思います。

得てして、主人公や他のイケメンキャラに人気を奪われることもありますけどね(笑)

まとめ

なぜジャンプ作品がこんなに多くの人に愛されてヒットするのか、ジャンプ作品から学べる哲学とその魅力を考えてみました。

・己の信念(正義)を曲げないこと

・必ず報われる未来を信じて逃げずに努力をすること

・一緒に戦う仲間を大事にすること

このような哲学を持つことで、楽しく豊かに生き、ワクワクドキドキできる人生を送れるのではないでしょうか。

あなたも好きな漫画の主人公がなぜ魅力的なのか、を考えてみると、もっとよりよい人生を送るヒントが得られるかもしれません(*^^)v

ではまた(∩´∀`)∩

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