オフィスワークよりしんどい?在宅勤務の注意点

オフィスワークから在宅勤務への切り替えは、まさに新しい生活環境の始まり!ですが、一見メリットの多い在宅勤務で気を付けるべき注意点をまとめてみました。初めて在宅勤務をするけどなにが変わるんだろう?という疑問を持っている方に向けて在宅勤務の注意点をまとめてみました。これを機会に在宅勤務やテレワークを推奨していく企業も増えると思うので、参考にしてみてください。

睡眠時間が増える

真っ先に思い浮かぶのがこれです(笑)。ただ、注意点ではなくメリットでは?と思われると思いますが、メリットだけではありません。在宅勤務では、当然通勤時間がなくなりますが、その分今まで通勤中に読書をしていた時間が無くなったり、寝すぎて逆にしんどくなる、ということが起きたりします。なので、睡眠時間が増えることは一概に良いことだけ、とは言えません。通勤時間が無くなる分を全て睡眠時間に充てるのではなく、時間管理をより厳密にしていかないと、折角できた時間をダラダラ過ごすだけになります。

食事の用意が必要

会社でのランチはほとんどが食堂(飲食店)か弁当と思いますが、そのランチを自分で用意しなければなりません。弁当を作っている方は今まで通りですが、そうでない場合、自分で用意して自分で片づける必要があります。これを昼休み中(恐らく一時間前後)でこなす必要があるので、準備から片付けの時間を考えておく必要があります。前日には明日のランチをどうするか考えておくと、スムーズな昼休みを過ごすことができるでしょう。

運動不足になる

これは誰もが警鐘する問題点と思いますが、何もしなければ確実に運動量は減りますし、体を動かすことが少なくなるので、オフィスワークより体が疲れやすくなります。オフィス内では意外と歩いたり立ったり雑談したりするので、何気にカロリーを消費しています。それに比べて在宅勤務では立ったり歩いたりする時間がわずかになり、雑談することも少なく、更に姿勢の変化も少ないので、より体への負担が増えます。また、体力だけでなく、体の抵抗力も弱ってくるので、前述した睡眠時間が増える分を運動時間に充てる、などでバランスを取ることが大切です。

一人で考えることが増える

オフィスでは常に隣や周りに誰かいるので、落ち着いて考えることができないことが多いかもしれません。でも在宅勤務では、一人で今後の計画や、仕事の進め方など、じっくり考えることができます。一方で、人との会話が大幅に減り、考えすぎたり、ちょっとしたことでイライラしたり、ネガティブになることもあります。一人で考えるとどうしても考えがマイナス寄りになることが多いので、きれいな景色を見る、音楽を聴く、誰かと話をする、など気分転換をしてネガティブにならないよう気を付けましょう。

家事をする時間が増える

これも一見メリットのように見えますが、在宅勤務は一定の姿勢でいることが多く、体に負担がかかっています。このため、洗い物や洗濯、料理をするとき、フラついたり、立ち眩みがおきないよう注意が必要です。自分では大丈夫!と思っていても、少し休憩してから始めるようにしましょう。

PCを見る時間が増える

オフィスの場合はPCを使っていても、打ち合わせや誰かと会話するときはPCから目を離します。でも在宅勤務の場合は会議もSkypeなどで実施しますし、基本ずっとPCに向かっています。このため、眼精疲労が溜まり易くなるので、一時間に10分から15分の休憩、というのをより意識する必要があります。

アウトプットを出す必要がある

オフィスでは仕事をしなくても時間が過ごせる人がたまにいますが(?)在宅勤務の場合、何をしてるかわからない分、アウトプットがより求められます。今日何をして、どのような成果があるのか、自分自身でも整理が必要ですし、その日に求められなくても、必ず後で必要になります。せめて一週間でどんな成果を生んだのか、自分で説明できるように日々の業務を進めましょう。

光熱費が嵩む

家にいる=電気、ガス、水道は必ず使います。特に電気代(冷暖房、照明)、水道代(炊事、トイレ)がより多くかかります。今まで以上に意識をして、節約するよう心がけましょう。

外の天気がわからない

外に出歩かないので、天気や気温がわかりにくくなります。また、近所の状況だけでなく、オフィスで雑談で耳にするような大きめのニュースも、自分から取りにいかないとわからなくなります。在宅勤務だから、というよりは日ごろからせめてTOP記事に乗るようなニュースは取り入れておいてください。

時間がフリーになる

一日の中で仕事をする時間は、定時間内であればオフィスワークと変わりませんが、残業をする場合はどこまででもできてしまうので、注意が必要です。慣れない時はオフィスより時間がかかることが多く、期限があると、どうしてもオーバーワークになってしまいます。できない場合は早めに上司や同僚に相談し、時間を区切ってオーバーワークにならないようにしてください。

まとめ

在宅勤務の場合は、時間管理や体調管理をしっかりしていかないとオフィスワークより肉体的にも精神的にも大変になります。加えて金銭的にオフィスワークよりマイナスになってしまうと在宅勤務なんて嫌!ってなるので、これらの注意点を踏まえて、楽しんで仕事ができる工夫をしてみてください。

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