ごみ処理を工夫して家計を節約する方法

可燃、不燃のごみ袋も有料化になり、スーパーやコンビニなどのレジ袋もどんどん有料化され、家庭で出るごみ処理にお金がかかるようになってきていますよね。

今まで意識していなかった家庭ごみ処理でお金がかかってくると、家計を徐々に圧迫するようになってきますよね。

今後はごみの処理方法を工夫して家計を節約していく必要があります。

ただ、一概にごみ処理=お金がかかる、というものでなく、生ごみ処理機購入するために、自治体によっては補助が出たりもします。

今回はごみ処理で家計を助ける方法を紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ごみ処理における一般家庭での支出は年間1万円前後

ごみを処理するためにかかる費用として、まず気になるのはごみ袋だと思います。

日本のごみの排出量の平均は1人1日当たり918グラム*1、このうち東京都では、94%が可燃ごみで排出しています。*2

*1:平成30年度における全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況等の調査結果

引用元:環境省 廃棄物処理技術情報

*2:東京二十三区のごみ量・ごみの中身

引用元:東京二十三区清掃一部事務組合

このため、平均値で考えた場合、一人暮らしで出す可燃ごみは一か月で約26㎏になります。

このうちごみ袋に詰められる量はどのくらいになるでしょうか?

私の家庭は二人暮らしですが、可燃ごみは週2回、20リットル相当の中袋(10枚400円)を必ず出します。

このため、約一ヶ月に一回可燃ごみ袋を購入していますので、400円×12か月=4800円ですね。

これ以外に私の自治体ではプラスチックごみも有料ごみ袋で、週1回ごみをだしているので、ごみ袋だけで一年で約7000円~8000円ほど使っています。

そのほかに粗大ごみを合わせると年間約1万円ほど使っている計算になります。

このごみ袋の量を少しでも減らすことができれば、家計を助けることができますよね!

家庭ごみ排出による支出を減らすためにできること

そんな家庭ごみを減らす方法をいくつか紹介します。

ごみ袋にできるだけ詰める

先ほど計算したごみの排出量とごみ袋の大きさには差がありますよね。

我が家のごみを見ていると、確かにごみの排出量が少ない日と多い日があります。

このようにごみの排出が少ない日はごみ袋をできるだけ小さくして、ごみ袋にパンパンに詰めることができれば、ごみ袋の支出を減らすことができますよね(‘ω’)

あとは、できるだけ量が少ない日に他の可燃ごみを溜めておいて詰める、という風にして調整しています。

でも、あまり詰めるとごみ袋自体が破れてしまうので、注意してください(^▽^;)

角が立っているような容器や紙箱などは、角を潰す、刻んで出す、などをすると破れにくいです。

ごみの量そのものを減らす

可燃ごみは出さない工夫をしてみると、意外に減らせます。

我が家では、ラップの芯はストックして、ペーパータオルかけ、布団たたき、踏み台に再利用しています(*´з`)

また、牛乳パックは三角柱にして組み合わせると、小さい椅子や踏み台になるので、こちらも再利用してます(笑)

他にもお菓子の箱は小物入れや書類入れに再利用をする、などで可燃ごみを減らしています。

 

余った牛乳パックは洗ってスーパーのリサイクルボックスに持っていけば、排出量の削減になります。買い物に行くついでに捨てるようにすれば、支出は抑えられます。

あと、本や衣類、靴は資源ごみとして無料で出せます。

今は買取をしているショップも多いので、買い物に行くついでに持っていて売るか、下取りをすれば、家計の足しにできますよ☆

必ず出るごみもできるだけ再利用して、最終的には小さくして捨てる

このように削減していても、どうしても出てしまうごみとして、生ごみ、ティッシュ、キッチンペーパー、チラシ、郵便物、包装紙などがあります。

生ごみはできるだけ水切りをして小さくする、袋状のごみは畳んで小さくする、などで量を減らしましょう。

紙ごみは一度使ったら捨てるのではなく、野菜の水切りをした後に、洗い物の脂を拭く、などで再利用し、最後は小さく絞って捨てるようにします。

生ごみは乾燥して小さくする、生ごみ処理機を使う、という方法があります。

特に生ごみ処理機を購入する場合、自治体によっては補助がでますので、お住いの自治体HPで確認してみてください。

ごみの減量を図るため、生ごみ処理機器(電気を使用するものは除く)購入費の一部を補助しています。補助額は購入費の2分の1で、上限額は10,000円です。(補助数に制限あり)

引用元:日野市HP

そのほか、チラシや郵便物はシュレッダーにかけ、できるだけ小さくすることで、袋に詰められる状態にします。

このように工夫をすれば、必ず出るごみも少しは減らしていけると思います。

粗大ごみはリサイクルまたは小さくして資源ごみにする

家具、家電などの粗大ごみは、リサイクルショップに持っていけば引き取ってもらえるものもあります。

または、友人や知人などに引き取ってもらう、という方法もあります。

どうしても処理が必要な場合は、小さくすれば資源ごみとして出せる場合もあります。

・カーペットを刻んで衣類として出す
・箪笥は小さく砕いて木材として出す

などです。ただ、この場合ケガをしないよう十分注意が必要です。

粗大ごみは、壊れたときや、引っ越しの時など一時的に出るものなので、ごみとして出す場合は、できるだけまとめて一度に出せば手間が省けます。

家庭ごみの種類と再利用可能品目

我が家で排出されるごみの種類と再利用をまとめてみましたので、参考で載せておきます。

こうして整理すると、意外と再利用できるものが多いことがわかります。工夫すればもっと減らせそうですね!

代表的な可燃ごみ再利用可否
生ごみ△(肥料)
サランラップ×
コーヒー○(乾燥して消臭剤)
キッチンペーパー×(一度は脂拭きに利用)
ティッシュペーパー×
ラップ芯
トイレットペーパーの芯△(一部は小物に再利用)
菓子箱、ラップ箱○(余った場合は資源ごみ)
チラシ・郵便物×
食品の包装トレイ
牛乳パック

まとめ

ごみは意識をしないと、簡単に捨てて量を増やしてしまいます。

まずは、自分の家庭では、どれくらいごみを排出していて、ごみ処理での支出がどれくらいなのかを把握してみてください。

今後ごみを処理する費用はますます増えてきますので、家庭内のごみ処理方法を工夫して、支出を抑える技術が必要になってきます。

ごみ削減方法は、色々なサイトで紹介されていますので、自分の家庭で取り入れられる方法を試してみてください♪

目指せ家庭内ゼロエミッション!!

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