ベランダに布団を干すときや取り込むとき、手すりや網戸に触れたときにバチッとくる静電気、ホントに嫌ですよね。私も必ずと言っていいほど静電気がくるので、布団を干すのをためらうほどに悩まされています(-“-)
でも、そんな嫌な静電気に悩まされない静電気対策を集めてみましたので、一緒に嫌な静電気からオサラバしましょう!
静電気を防止するためには体から静電気を除去することが必要
静電気を発生させない除去するためには、自分の体に溜まっている静電気を逃がす(放電する)必要があります。
手っ取り早く放電する方法は以下の通りです。
- 金属製の鍵や棒などで、手すり・網戸に触れる
- 革製品を履いて地面に電気を逃がす
- 静電対策手袋を着ける
- 静電対策用グッズを使う
- ハンドクリームなどで手を保湿する
これらのどれかを実施してから、布団を干したり取り込むと、静電気を減らすことができるので、試してみてください。少し解説していきます。
金属製の鍵や棒などで、手すり・網戸に触れる
金属製のものであれば何でも構いませんので、身近にある鍵や金属でできた棒などをもって、手すりや網戸に触れることで、体の静電気を逃がします。
個人的には、これが一番簡単な方法だと思います。
どの家庭にも金属製のものはあると思いますし、手っ取り早くて手軽であり、あまり面倒ではないためです。
ベランダに布団を干すときって、布団干しシートを使うことが多いと思いますが、このシートが静電気を帯びやすい材質の場合もあるので、注意してください。
このときはシートを広げた時に静電気を帯びてしまうので、その場合はシートを霧吹きなどで少し湿らせると静電気を減らすことができます。
あと、この対策をする場合、以下の点に注意してください(^-^;
- 二人で作業をする場合は、二人とも放電する
- 短すぎる棒を使わない(指先にバチッ!と来てしまう)
- 持ち手側が電気を通さないゴムなどの場合は、体の電気が放電されない
- 完全に除去されない場合もある(軽減はされる)
革製品を履いて地面に電気を逃がす
靴底がゴムだと体の中に電気が溜まってしまいますが、革であれば電気を通すので、静電気が起きにくくなくなります。
ベランダで布団を干す場合、大体はスリッパをはくと思いますが、スリッパは靴底がゴム製が多いと思いますので、革製の靴底を付ける、革靴を履く、などで逃がすことができます。
静電対策手袋を着ける
静電対策手袋を着けることで、手から電気が流れないようにすることができます。
体の電気を逃がす方法ではないですが、指や手が金属に触れても電気が通らないので、バチッとならなくなります。
但し、手袋以外の部分が金属に触れるとバチッとなる可能性があるので注意してください。
引用:Amazon.co.jp
静電気対策グッズを使う
静電対策グッズで調べると、静電気除去キーホルダー、スプレー、ブレスレット、シートなど色々と出てきます。
これらのグッズを使って除去するのも良いかと思います。
ハンドクリームなどで手を保湿する
掌を保湿することで、静電気そのものを体に溜まりにくくする、という方法です。
静電気は湿度が低い方が溜まり易い、ということが一般的にも言われていますので、手を保湿しておけば、空中に放電していくので、体に溜まらず静電気が起きにくい、というわけです。(以下引用)
東邦精機(株) 全国的に相対湿度が40%以下になると用紙に静電気が起きやすく、25%以下になると静電気が起きると言われている。
他に、「金属を触る前に地面や建物の壁などを掌で触る」、という対策もありますが、地面や壁を触った手で布団を触るわけにはいかないので、参考程度としておきます。
家電への静電気対策
「静電気」といった場合、スマホや家庭の家電は常に電気を使うので、どうなんだろう、と気になりますよね。
もちろん家電を触る際には静電気によって故障の原因になる場合があるので、気を付ける必要があります。
また、水を扱う家電(冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機など)にはアースがついていると思います。
家庭で使用する場合は、各家電の取り扱い説明書を開くと、最初に必ず注意書きがあると思いますので、それを参考にアースを取り付けるようにしてください。
家電は、静電気による故障だけでなく、最悪の場合、静電気による火災なんてことにもなりますので、必ず説明書を読んで確認しておいてください。
衣類の対策
セーターやコートを脱ぐときも、バチバチと静電気が発生することがあります。
静電気が強い人だと、これも痛かったりしまよね(;´・ω・)
衣類の場合は柔軟剤を使って洗濯すると、湿度を保つようになるので、静電気が発生しにくくなります。
また、柔軟剤入りのスプレーや先ほどの静電気対策グッズにあるスプレーでも除去できるので、試してみてください。
引用:衣類の静電気防止スプレー「エレガード」 ライオン株式会社
まとめ:金属製のもので静電気を体から放電してから布団に触る
金属製のもの手すりや網戸に触れて静電気を体から除去すれば、痛い思いをすることなく布団を干すことができます。
是非参考にして、安心して布団を干せるライフスタイルにしてみてください♪
以下、参考引用サイト
引用:タウンワークマガジン
引用:静電気ドクター